僕がこのサイトで提案している食事管理や運動プログラムで「自分のレベルにあった無理のない範囲での実践」を促しているのには理由があります。
それはダイエットの取り組みは継続することがとても大切だからです。
ダイエット成功の基準は人それぞれなので、結婚式があるから、同窓会があるから、一時的にでも「そのときに痩せていたらOK」という人もいるでしょう。
ただ僕としては「一時的に痩せてもリバウンドしたら意味がない」「美しく健康的に痩せてこそのダイエット」という思いがあります。
一時的な減量ではなく、その状態を維持したいと考えている人は「1年間以上の継続」を目標に取り組むと良いでしょう。
1年間の継続の大切さを裏付けるデータ
継続の大切さを裏付けるデータがあります。
コペンハーゲン大学の研究者達は20人の肥満者を対象に、ローカロリーダイエットを実施し、1年間にわたって管理したそうです。
この実験では「ダイエット前」「ダイエット直後」「1年後」の3つの時期に、空腹を引き起こすグレリンやGLP-1、空腹を抑えたりコントロールする働きを持つペプチドYYなど、空腹に関係したホルモンの量を計測しました。
そこで得られたデータは以下の通り。
- 被験者の食欲を抑えるホルモンが1年後には65%上昇
- 空腹を引き起こすホルモンは減量前と同じ値
ダイエットをしているときって空腹を感じますよね。でも1年間ほど継続していると、食欲が抑えられるし、空腹を感じることもなくなるようです。
この結果はリバウンドの危険性を大きく軽減することになるでしょう。
一時的な減量ではなく、その状態を維持したい。美しく健康的に痩せてこそのダイエットと考えているのであれば、無理をせずに時間をかけて取り組むことが大切なのです。

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